◎両首脳はDデーから80年が経ち、欧州に戦争が戻ってきた今、ウクライナに対する揺るぎない長期的な支援の必要性について話し合う。
米ワシントンD.C.ホワイトハウス、バイデン大統領(右)とマクロン仏大統領(AP通信)

フランス大統領府は30日、バイデン(Joe Biden )大統領が来週、同国を国賓訪問し、第2次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦開始日「Dデー」から80年を記念して行う式典に出席すると発表した。

それによると、マクロン(Emmanuel Macron)大統領は6月8日にバイデン夫妻を迎えるという。

仏大統領府は声明で、「両首脳はDデーから80年が経ち、欧州に戦争が戻ってきた今、ウクライナに対する揺るぎない長期的な支援の必要性について話し合う」と述べた。

この式典には25の国家元首や政府高官、戦火を生き延びた数十人の退役軍人が出席。1944年6月6日に始まった上陸作戦の犠牲者を称える。

ウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領も出席する予定である。

来月イタリアで開催されるG7首脳会議でもロシアによるウクライナ侵攻が主要議題のひとつになる。

米政府は7月にワシントンD.C.でNATO首脳会議を主催する予定だ。

仏大統領は声明の中で、「両首脳は気候変動や経済、宇宙、核分野でも二国間協力の強化に焦点を当てる」と述べた。

マクロン夫妻は2022年12月に米国を公式訪問している。

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