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ノルドストリーム爆破でウクライナ国籍の男逮捕=ドイツ当局

ノルドストリームはロシアからドイツへバルト海の海底を通って天然ガスを輸送するパイプライン。
2021年11月16日/ドイツ、ルプミン工業団地に設置されたノルドストリーム2ガスパイプラインの看板(Stefan Sauer/ドイツ通信社/AP通信)

ドイツ当局は21日、2022年9月に3つのノルドストリームガスパイプラインに対する「攻撃」を調整した疑いでウクライナ国籍の男がイタリアで逮捕されたと明らかにした。

ロシアと西側から「破壊工作」と形容された爆発はロシアの欧州向けガス供給をほぼ遮断し、ウクライナ戦争の激化と欧州のエネルギー危機を招いた。

爆発の責任を認めた者はおらず、ウクライナ政府は関与を否定している。

ドイツ検察によると、容疑者はパイプラインに装置を仕掛けたグループの一員とされる。

当局は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。

ノルドストリームはロシアからドイツへバルト海の海底を通って天然ガスを輸送するパイプライン。

ドイツは当時、ノルドストリームからのガス供給に大きく依存していた。

しかし、22年9月、ノルドストリーム1とノルドストリーム2で大規模なガス漏れが発生し、破壊工作の可能性が指摘された。

この事件は欧州のエネルギー供給に大きな影響を与え、地政学的な緊張を高める要因となった。

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