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▽トゥアプセは黒海に面し、ロシア最大の石油精製工場があり、何度もウクライナ軍の標的になっている。
ウクライナ、東部ドネツク州、ドローンを準備するウクライナ兵(Getty Images/AFP通信)

ロシア当局は25日、ウクライナ軍がロシア南部クラスノダール地方にドローン攻撃を仕掛け、黒海沿岸の港湾都市トゥアプセの民家などに損害を与えたと明らかにした。

それによると、3軒の家屋で被害が確認されたものの、負傷者は出なかったという。

トゥアプセの市長もテレグラムに声明を投稿。「家屋が火災に見舞われたが、その後鎮火した」と書いた。

また市長は「防空部隊がウクライナ軍のドローンを迎え撃っている」としたが、詳細は明らかにしなかった。

ウクライナ軍はコメントを出しておらず、攻撃の規模は不明だ。

国営タス通信は関係者の話しとして、「ウクライナのドローンがトゥアプセを狙っているようだ」と伝えた。それによると、町の上空で40回ほど爆発音が聞こえたという。

トゥアプセは黒海に面し、ロシア最大の石油精製工場があり、何度もウクライナ軍の標的になっている。

タス通信によると、トゥアプセの南東約150キロに位置するソチの国際空港は安全を確認するため、25日遅くに滑走路を一時的に閉鎖する予定だという。

ウクライナ空軍は25日、ロシア軍が213機のドローンと7発のミサイルを発射し、そのうちドローン133機とミサイル6発を撃墜したと報告した。

ウクライナ議会は同日、ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領の正当性を確認し、戦争が続く間は選挙は行えないとする決議案を全会一致で採択した。

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