ロシア・タタールスタン共和国にウ軍ドローン、1人死亡、13人負傷
米国の仲介努力が停滞する中、ロシア軍は15日、ウクライナ東部ドネツク州の集落1つを占領したと主張した。
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ロシア当局は15日、タタールスタン共和国にウクライナ軍のドローンが飛来し、1人が死亡、13人が負傷したと明らかにした。
それによると、防空部隊がドローンを撃墜したものの、その破片が自動車工場に落下し、火災を引き起こしたという。
ロシア国防省は声明で、領内に飛来したウクライナ軍のドローン6機を撃墜したと明らかにした。
タタールスタン共和国はウクライナ国境から1200キロほど離れている。
ウクライナ空軍は15日、ロシア軍が一晩で183機のドローンと11発のミサイルを発射したと報告。防空部隊がドローン183機のうち111機を撃墜し、48機を電子戦で無力化、ミサイル11発のうち8発を撃墜したと明らかにした。死傷者の情報はない。
米国の仲介努力が停滞する中、ロシア軍は15日、ウクライナ東部ドネツク州の集落1つを占領したと主張した。ウクライナ側はコメントを出していない。
トランプ(Donald Trump)米大統領は前日、ロシアのプーチン(Vladimir Putin)大統領と電話会談を行い、エスカレートする中東情勢とウクライナの和平交渉について話し合った。
トランプ氏はこの電話会談でウクライナ戦争を終わらせるようプーチン氏に強く求めたとしている。