SHARE:

ウクライナのドローンがクルスク原発を攻撃、火災発生=報道

ウクライナ軍はロシア国内のインフラをドローンやミサイルで積極的に攻撃している。
ロシア、南西部クルスク州の原子力発電所(Getty Images/AFP通信)

ウクライナのドローンがロシア西部クルスク州の原子力発電所を攻撃し、火災が発生した。国営メディアが23日に報じた。

それによると、この攻撃で原発内の補助変圧器が損傷し、原子炉1基の発電容量が低下したという。

クルスク原発の広報担当はテレグラムに声明を投稿。「防空部隊がウクライナ軍のUAVを撃墜し、その破片で補助変圧器が損傷、火災が発生した」と述べた。

負傷者は出なかったものの、爆発の結果、3号機の発電容量が50%低下したという。

火災は鎮火したとのこと。

国営テレビは関係者の話しとして、「原発および周辺地域の放射線レベルは通常の範囲内である」と伝えている。

ウクライナ政府はコメントを出していない。

ウクライナ軍はロシア国内のインフラをドローンやミサイルで積極的に攻撃している。

ロシア国防省は23日、防空部隊が領内に飛来したウクライナのドローン32機を撃墜したと報告した。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします