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ウクライナ・ゼレンスキー大統領、パリで仏大統領と会談へ

会談では最近行われたスイス・ジュネーヴでの協議や、米国が提示した和平案を踏まえ、「公正で持続可能な平和の条件」を協議する見込みだ。
2025年11月17日/フランス、パリの大統領府、マクロン大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領(AP通信)

ウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領がフランスのマクロン(Emmanuel Macron)大統領と会談するため、12月1日にパリを訪問する予定である。仏大統領府が29日、明らかにした。

この訪問はロシアによる侵攻以降、ゼレンスキー氏が直面する政治・軍事の局面で「最も困難な状況」とされる中で行われる。

会談では最近行われたスイス・ジュネーヴでの協議や、米国が提示した和平案を踏まえ、「公正で持続可能な平和の条件」を協議する見込みだ。

ゼレンスキー氏がフランスを訪れるのは11月17日以来である。

前回の訪問時には防空能力強化を含むウクライナとフランスの防衛協力について合意が交わされており、仏製戦闘機「ラファール」100機の購入に関する意向書にも署名した。

今回の会談の議題には、和平実現に向けた外交調整だけでなく、ウクライナの安全保障体制の再構築、防空・防衛分野での協力、そして戦後の安全保証に関する具体的な制度設計が含まれると見られている。

ロイター通信は仏外務省筋の話しとして、停戦後を見据えた安全保証について、欧州諸国との連携も含め「前向きに検討している」と伝えている。

またこの訪問は、ウクライナ国内での政治的混乱と軍の戦況が重なる中で行われる。こうした厳しい状況が、交渉におけるウクライナの焦りや、和平条件の妥協の可能性として国際社会に映る可能性もある。

一方で、フランスを含む欧州諸国とウクライナが、和平と安全保障のために積極的に協力することで、ロシアとの対立を外交の場に戻す試みとも受け止められている。

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