◎少年の母親と祖父が失踪に関与した疑いがあるとして指名手配されている。
2022年12月25日/フランス、パリ中心部(Getty Images/EPA通信)

6年前に家族旅行でスペインを訪れたまま行方不明になっていたイギリスの少年がフランス南西部トゥールーズで保護された。仏メディアが14日に報じた。

それによると、トゥールーズの検察当局は17歳の少年(失踪時11歳)が発見・保護されたことを認めたという。

AFP通信は情報筋の話しとして、「運送会社のトラック運転手が道端をトボトボ歩くやつれた少年を発見し、警察署まで運んでくれた」と伝えている。

少年は13日に保護されたようだ。

英マンチェスターの警察は声明で、「報道の真偽を確かめるためにフランス当局と連絡を取り合っている」と明らかにした。

同警察によると、少年の母親と祖父が失踪に関与した疑いがあるとして指名手配されているという。2人の所在は不明。警察が行方を追っている。

少年は11歳だった2017年、この2人と一緒にスペインを旅行中、消息を絶った。

トゥールーズ警察の広報担当は地元メディアの取材に対し、「これは複雑な事件であり、我々は少年の保護措置を講じたうえで捜査を進める」と述べた。

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