◎ロンドンのヒースロー空港に乗り入れる路線などのダイヤが乱れ、多くの利用客が駅で立ち往生した。
2024年12月6日/イギリス、ロンドン中心部のビクトリア駅(AP通信)

イギリス全土で6日、鉄道運転士と信号係が使用する無線システムで障害が発生し、朝の通勤時間帯に多くの遅延と運休が発生した。

現地メディアによると、システムは正常に戻ったものの、午後になっても一部の路線で遅延が続いているという。

ナショナル・レールは声明で、「このシステム障害により、全土で短時間の遅延と運休が発生した」と述べた。

ロンドンのヒースロー空港に乗り入れる路線などのダイヤが乱れ、多くの利用客が駅で立ち往生した。

報道によると、この障害は主に出発準備中の列車に影響を与えたという。障害は現地時間午前6時30分前に報告され、午後1時39分まで解決しなかった。

障害の原因は明らかになっておらず、ナショナル・レールと関係各社が調査している。

報道によると、列車の運転士は通常、全国無線ネットワークに自動的にログインできるが、この障害を受け、手動でログインし列車を運行したという。

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