刑務所が受刑者2人を誤って釈放、警察が行方追う イギリス

2人はロンドン南西部のワンズワース刑務所から誤って釈放された。

英ロンドン警視庁は5日、この1週間で2人の受刑者が誤って刑務所から釈放されたことを受け、2人の行方を捜していると明らかにした。

それによると、2人はロンドン南西部のワンズワース刑務所から誤って釈放されたという。

この刑務所では昨年、受刑者が食料配達トラックの下部にしがみついて脱走する事件が発生していた。

警視庁によると、24歳の男が10月29日に誤って釈放。さらに11月3日に35歳の男も誤って釈放されたという。

警視庁に24歳男の釈放が報告されたのは11月4日であった。この男は2019年に合法的に入国したが、ビザ（査証）の期限を過ぎ、国外退去手続きが進められていた。

35歳の男はアルジェリア国籍、不法侵入罪で服役中であった。

イングランド東部エセックスの刑務所では10月24日、エチオピア国籍の男が誤って釈放され、2日後に逮捕された。

この男は9月に14歳少女への性的暴行で懲役1年の実刑判決を受けていた。