イギリス警察、パレスチナ・アクションの支持者55人逮捕
パレスチナ・アクションはガザ紛争が始まって以来、イギリスでイスラエルと関連する防衛企業や他の企業を標的としてきた団体の一つだ。
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英ロンドン警視庁は19日、ロンドンの議会議事堂前で反イスラエル活動を展開する団体「パレスチナ・アクション」を支持する集会に参加したとして、55人を逮捕したと明らかにした。
連邦議会は今月、同団体のメンバーが空軍基地に侵入し、飛行機を損傷させたことを受け、活動を禁じた。
ロンドン警視庁はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「議会広場に集まった群衆が今月テロ対策法に基づき禁止されたパレスチナ・アクションを支持するプラカードを掲げていたため、逮捕に踏み切った」と説明した。
パレスチナ・アクションに加入した個人は14年以下の懲役刑に処される可能性がある。
同団体は議会の決定を「独裁的」と批判。禁止措置の撤回を求める訴訟が21日にロンドン高等法院で開かれる。
パレスチナ・アクションはガザ紛争が始まって以来、イギリスでイスラエルと関連する防衛企業や他の企業を標的としてきた団体の一つだ。
禁止措置が施行されて以来、イギリス各地の集会において、同団体の支持者数十人が警察に逮捕されている。