▽外務省は声明で、「駐ロシア大使を召喚し、その旨を通達した」と述べた。
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イギリス政府は12日、在ロシア大使館の外交官とその配偶者に国外退去を命じたと明らかにした。
外務省は声明で、「駐ロシア大使を召喚し、その旨を通達した」と述べた。
ラミー(David Lammy)外相はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「我々はロシアの執拗で容認できない脅迫キャンペーンや、イギリスの安全保障を脅かそうとする度重なる試みを容認しない」と記した。
外交官らの退去時期は明らかにしていない。
ロシア政府は10日、スパイ疑惑で在イギリス大使館の外交官2人に国外退去を命じたと明らかにした。
国営タス通信は連邦保安庁(FSB)の声明を引用し、「この外交官2人は入国許可を求める際に虚偽の個人情報を提供し、ロシアの安全保障を脅かす諜報活動や破壊活動に従事した疑いがある」と報じたが、それ以上の詳細は明らかになっていない。
イギリス外務省は声明の中で、「ロシアの攻撃に対応する用意がある」と強調。「我々はこの事件に対し、ロシアに同じことを要求する。ロシアがさらなる行動に出た場合、エスカレーションとみなし、対応する用意がある」と述べた。