◎ロシアのクラブチームは7月に予定されているUEFA女子欧州選手権、女子代表は来年のワールドカップ予選に出場できなくなった。
2021年11月30日/ロシア対デンマーク(Henning Bagger/Ritzau Scanpix/ロイター通信)

UEFA(欧州サッカー連盟)は2日、ロシアのクラブチームと代表チームに新たな制裁を科すと発表した。

これにより、ロシアのクラブチームは7月に予定されているUEFA女子欧州選手権、女子代表は来年のワールドカップ予選に出場できなくなった。

UEFA女子欧州選手権は7月6日~31日の日程で行われる。

制裁により、予選プレーオフでロシアに敗れたポルトガルが出場権を獲得した。ポルトガルはグループCでオランダ、スウェーデン、スイスと対戦する。

またUEFAは、2028年と2032年の欧州選手権(男子)の開催地に立候補していたロシアを不適格とした。

ロシアのクラブチームは、2022ー2023年シーズンのチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパカンファレンスリーグなどにも参加できない。

UEFAは1日付の声明で、「執行委員会はすべての関係者に安全かつ安心な環境を提供する必要があるため、この決定を下した」と述べている。

UEFAとFIFA(国際サッカー連盟)は2月24日の開戦から数日後、ロシア代表とクラブチームを資格停止処分とした。

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