イギリス東部で複数人が海に転落、2人死亡、1人行方不明、捜索打ち切り
事故が発生したのは海辺の町ウィズンシー(Withernsea)付近で、地元の沿岸警備隊や警察などに対し、2日の午後3時過ぎに「複数人が海に落ちたようだ」と通報が入った。
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イギリス東部ヨークシャー沖の海域で1月2日、複数の人が海に転落したとの通報を受けて大規模な捜索・救助活動が行われ、2人が死亡、行方不明だった3人目の捜索が1月3日午後に打ち切られた。
事故が発生したのは海辺の町ウィズンシー(Withernsea)付近で、地元の沿岸警備隊や警察などに対し、2日の午後3時過ぎに「複数人が海に落ちたようだ」と通報が入った。沿岸警備隊や警察、ヨークシャー救急サービス、消防レスキュー隊が直ちに出動し、ヘリコプターや航空機も投入して捜索・救助に当たったが、海の状況は非常に悪く、波は3メートル近くに達し、救助活動を困難にした。
救助活動の中で、まず67歳の男性が海中で意識を失っているのが発見され、救急隊が引き上げたものの、現場で死亡が確認された。続いて、2日夜に別の人物の遺体が見つかった。地元警察は2人の死因について「不審な点はない」と説明している。
3人目の行方不明者についても海上での捜索が続けられていたが、1月3日の午後4時頃、沿岸警備隊は「捜索活動を終了した」と声明を出し、海上・海岸での捜索を打ち切った。行方不明者の発見につながる有力な手がかりは得られなかったとしている。警察は行方不明者についての情報提供を引き続き呼びかけている。
現場周辺は厳しい天候が続いており、気象予報では気温が氷点近くまで下がる予報が出ていることから、海水温の低さと波の高さが捜索活動のリスクを高めていた。関係当局や専門家は冬季の海に入る危険性について注意喚起しており、特に低温によるショックや体力の消耗が死に至る重大なリスクになると指摘している。
目撃者の証言によると、波にさらわれた人物は15歳前後の少年とみられており、友人もしくは家族が助けようとして海に入った可能性が報じられている。具体的な事故原因は調査中だ。
救助活動に出動した関係各所は、現場周辺への立ち入りを避けるよう呼びかけるとともに、地域住民や観光客に対し安全確保と天候への警戒を改めて促した。
