◎警察はトップレスの女性2人ともう1人の女性が広場にある彫刻作品「壊れた椅子」に傷をつけたとして拘束した。
2024年12月13日/スイス、ジュネーブの国連施設前、トップレスによる抗議行動で知られるウクライナの女性権利団体「FEMEN」のメンバー(AP通信)

スイス・ジュネーブの国連施設近くで13日、トップレスの女性2人がロシアによるウクライナ侵攻の即時終結を求めて抗議した。

警察はトップレスの女性2人ともう1人の女性が広場にある彫刻作品「壊れた椅子」に傷をつけたとして拘束した。

3人はトップレスによる抗議行動で知られるウクライナの女性権利団体「フェメン(FEMEN)」の活動家で、国連がウクライナ戦争を止められずにいることに抗議した。

トップレスの女性2人はウクライナ国旗の青と黄色のバンドを足につけ、氷点下に近い気温の中、上半身に「地雷を止めろ」「ファックロシア」などの文字をペイントし、国連とロシアを何度も罵倒した。

2人は記者団の取材に応じなかった。

警察はこの2人と車の中で待機していた女性を含む3人を拘束し、パトカーで連行した。

フェメンは声明で、「国連は平和を保障するために創設されたが、侵略者を止められず、対人地雷による人間の苦しみを思い起こさせる壊れた椅子のように、悲劇が増すばかりだ」と非難した。

フェメンはロシアを国連から追放するよう求めている。

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