パリの遊泳場に市民殺到、気温上昇で人気スポットに

3カ所の遊泳場は先月、100年以上ぶりに営業を開始。それ以来、数千人が暑さから解放されるため、水遊びを楽しんでいる。
2025年8月11日/フランス、パリのセーヌ川に設置された遊泳所(AP通信)

フランス・パリのセーヌ川の遊泳場に市民と観光客が殺到している。

3カ所の遊泳場は先月、100年以上ぶりに営業を開始。それ以来、数千人が暑さから解放されるため、水遊びを楽しんでいる。

気象台によると、パリの13日の最高気温は38度に達する見通し。当局は高温警報を発令し、市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。

パリ市はセーヌ川の水質を毎日検査している。

セーヌ川での遊泳は汚染と船舶の航行を理由に、1923年以来禁じられてきた。(一部例外を除く)

この遊泳場は昨年のパリ五輪に先立ち実施された清掃事業(約14億ユーロ)を経て開設した。

期間は8月末まで。10歳以上または14歳以上(場所により異なる)であれば誰でも、指定された時間帯に無料で利用可能だ。

詳細はパリ市庁舎のウェブサイトに掲載されている。

安全上の理由から、利用者は黄色い浮き輪を装着する必要がある。更衣室にはロッカーもある。

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