テイラー・スウィフト公演襲撃計画、18歳男に懲役2年 オーストリア
スウィフトさんは昨年8月、ウィーンでコンサートを開く予定であったが、この事件を受け、3公演の中止を決定。1日あたりの動員数は6万5000人を予定していた。
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オーストリアの裁判所が米歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)さんのコンサートを襲撃する計画に関与した18歳の男に懲役2年の実刑判決を言い渡した。被告の弁護士が25日、明らかにした。
スウィフトさんは昨年8月、ウィーンでコンサートを開く予定であったが、この事件を受け、3公演の中止を決定。1日あたりの動員数は6万5000人を予定していた。
警察はその後の捜査で主犯格とされる20歳の男と17歳の男(当時)を逮捕。さらに、イラク出身の男も逮捕した。
裁判所も現在18歳の被告が実刑判決を受けたことを確認した。
地元メディアによると、被告はイスラム国(ISIS)の資料をオンラインで共有し、2020年にウィーンで4人を殺害した銃撃犯を称賛したという。
被告の弁護士は記者団に対し、「彼は罪を認めたうえで、すでにイスラム主義思想を放棄している」と語った。
この被告と主犯格の男は同じ日に逮捕され、それ以来勾留されている。
内務省によると、この3人はオンライン上でイスラム過激派を信奉し、「テロ攻撃を計画している」と示唆するコメントを投稿していたという。