▽ルーマニアのブカレスト発スイス・チューリヒ行きのLX1885便(エアバスA220-300型機)は12月23日、機内およびコックピットに煙が充満したため、オーストリア南部のグラーツ空港に緊急着陸した。
スイス・インターナショナル・エアラインズの旅客機(Getty Images)

スイス・インターナショナル・エアラインズの旅客機がトラブルに見舞われ、オーストリアの空港に緊急着陸した事故について、同社は12月31日、治療を受けていた客室乗務員が亡くなったと明らかにした。

ルーマニアのブカレスト発スイス・チューリヒ行きのLX1885便(エアバスA220-300型機)は12月23日、機内およびコックピットに煙が充満したため、オーストリア南部のグラーツ空港に緊急着陸した。乗客74人と乗務員5人が乗っていた。

スイスエアによると、乗務員2人が入院し、うち1人が12月30日にグラーツの病院で亡くなったという。

同社は声明で乗務員と遺族に哀悼の意を表した。

スイスエアはドイツの航空大手ルフトハンザの子会社である。

オーストリア放送会社(ORF)によると、グラーツ検察が乗務員の遺体の法医学的検査を命じたという。

オーストリアの運輸安全委員会が事故原因を調べている。

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