スウェーデンの主要空港にドローン飛来、数百人に影響、警察が捜査
欧州では9月下旬以降、ドローン飛行により、ドイツのミュンヘン空港やデンマークの4空港を含むEUの空港で閉鎖や混乱が発生している。
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スウェーデン第2の空港であるヨーテボリ・ランドベッテル空港で6日午後、ドローンが目撃され、滑走路が一時閉鎖された。
当局によると、現地時間16時41分ごろ、同空港敷地内で1機以上のドローンが確認され、10便以上の便が欠航または目的地変更を余儀なくされたという。
地元テレビ局は当局者の話しとして、「フライト再開に向けた準備が進められている」と報じた。逮捕者の情報はない。
空港運営会社スウェダビアの広報担当はロイター通信の取材に対し、「警察から捜査が終了したとの連絡を受けたため、運航再開を計画している」と語った。
地元警察も声明を出し、「航空妨害の疑いで捜査を開始した」と説明したが、詳細は明らかにしなかった。
欧州では9月下旬以降、ドローン飛行により、ドイツのミュンヘン空港やデンマークの4空港を含むEUの空港で閉鎖や混乱が発生している。
ベルギー・ブリュッセルの空港でも5日にドローンが目撃され、滑走路が一時閉鎖。この結果、41便が欠航、24便が他空港に迂回、400~500人が空港で一夜を明かすことになった。
一部の欧州当局は一連のドローン飛来をロシアによるハイブリッド攻撃と非難している。
