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◎この店員は23年7月、閉店後にゴミ箱行きになるはずだったコロッケをほおばり、解雇された。
スペインのコロッケ(Getty Images)

スペインの高等裁判所は20日、スーパーマーケットが惣菜コーナーで売れずに捨てられる予定だったコロッケをつまみ食いしたという理由で従業員を解雇したことは違法であると裁定した。

この店員は23年7月、閉店後にゴミ箱行きになるはずだったコロッケをほおばり、解雇された。

地方裁判所は今年5月、つまみ食い解雇は違法であるという店員の主張を支持し、スペインのNo1スーパー、メルカドーナ社に3万9700ユーロ(約650万円)を支払うよう命じた。

高裁は20日、この判決を支持し、会社の訴えを退けた。

メルカドーナ社の方針では、店員は店内で見つけたいかなる商品も、事前に代金を支払わずに消費することを禁じている。

しかし高裁は閉店後に廃棄される調理済み食品をつまみ食いすることは、店員にとって一般的な習慣であると判断した。

高裁は判決の中で、「店員が食べたのは店舗でこれから販売するコロッケではなく、破棄が決まっているコロッケ1個であった」と述べた。

地方裁はこの店員を復職させ、メルカドーナに逸失賃金を支払うよう命じた。さらに高裁はメルカドーナに対し、原告の弁護士費用も負担するよう命じた。

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