◎ギリシャ北部はユーラシアプレート、南部はエーゲ海プレート上に位置する。
ギリシャ、首都アテネ近郊のエビア島(Getty Images)

ギリシャ・ペロポネソス半島西部沖で29日、マグニチュード5.7の地震が発生した。

気象庁によると、震源地はペロポネソス半島の南南西約120キロ。震源の深さは不明。

この地震による負傷者は報告されていない。首都アテネやクレタ島などでも揺れを感じた。

地元メディアによると、ペロポネソス半島西部の一部の学校で生徒が避難し、近隣のイオニア諸島でも多くの市民が屋外に飛び出した。

西部の消防局は声明で市民に火の取り扱いに注意するよう呼びかけた。

報道によると、ペロポネソス半島の古い建物で軽微な被害が確認されたものの、大きく損壊したという報告はない。

ギリシャ北部はユーラシアプレート、南部はエーゲ海プレート上に位置する。2017年7月に発生したM6.6の地震では150人が負傷した。

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