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▽事故はイタリア南部ランペドゥーザ島沖で週末に発生。ドイツの人権団体シーパンク(Sea Punk)の船が現場で移民15人を救助した。
ギリシャ南部、沖合で保護された移民たち(Getty Images)

地中海中部で移民を乗せた船が沈没し、幼児2人が死亡した。ドイツの人権団体が27日、明らかにした。

それによると、事故はイタリア南部ランペドゥーザ島沖で週末に発生。ドイツの人権団体シーパンク(Sea Punk)の船が現場で移民15人を救助した。

その後、シーパンクは3歳と2歳の子供を発見、医療関係者が救命措置を試みたものの、死亡が確認された。

生存者によると、航海中に別の数人が溺死し、その中には小さな子供も含まれていたという。

シーパンクは生存者と2人の遺体をイタリアの沿岸警備隊に引き渡した。同団体によると、多くの人に低体温症の兆候が見られたという。

国連の行方不明移民プロジェクトは2014~24年までの地中海中部における死者・行方不明者の数を2万4506人と報告している。

それによると、この海域では誰も乗船していないボートや船が数えきれないほど見つかっており、実際の死者数はこれよりはるかに多い可能性があるという。

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