◎男性を襲ったクマはヒグマとみられ、近くの森に姿を消した。
ヒグマの親子(Getty Images)

スロベニアの警察当局は26日、首都リュブリャナ近郊の集落で犬の散歩をしていた男性がクマに襲われ、足に軽傷を負ったと発表した。

地元メディアによると、男性は足を噛まれたものの、命に別条はないという。

事件は26日の午前7時30分頃(現地時間)に発生。男性を襲ったクマはヒグマとみられ、近くの森に姿を消した。

スロベニア政府は国内に生息するクマ推定1100頭を800頭程度まで減らしたいと提案しているが、動物愛護団体の反対に遭い、対応に苦慮している。

同国中央部では先週、自動車とクマが接触する事故が2件報告され、26日にも同じ道路で同様の事故が発生した。先週の事故ではクマ1頭が死に、もう1頭は近くの山に逃げたと伝えられている。

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