◎事故は27日の午後5時過ぎに発生。チェコの首都プラハからハンガリーの首都ブダペストに向かっていた列車とバスが踏切で衝突し、7人が死亡、5人が病院に搬送された。
スロバキア南部で旅客列車とバスが衝突し、7人が死亡した事故について、運輸省は28日、バス側の人為的ミスによるものである可能性が高いと明らかにした。
事故は27日の午後5時過ぎに発生。チェコの首都プラハからハンガリーの首都ブダペストに向かっていた列車とバスが踏切で衝突し、7人が死亡、5人が病院に搬送された。
バスは衝撃で真っ二つになり、全焼。列車の先頭車両にも延焼した。
列車の乗客と乗員にケガはなかった。
運輸省の報道官は記者会見で、「この地域の路線は事故前日の大雨により、一時運行を停止していたが、その後再開した」と語った。
また報道官は「予備調査の結果、列車側に技術的・人為的ミスは見られなかった」と強調した。
地元メディアによると、事故が起きた踏切に遮断機は設置されていない。バス運転手の安否は不明である。
警察は死傷した12人の身元を明らかにしていない。