◎容疑者が所持していた銃は親族のものとみられ、警察の所持許可を受けていた。
フィンランド・ヘルシンキ郊外の学校で2日、発砲事件があり、12歳の男子生徒が死亡、2人が負傷した。
警察によると、12歳の男子生徒が校内に銃を持ち込み、発砲したという。
警察は声明で、「負傷した2人も12歳であり、病院で手当てを受けている」と明らかにした。容体は不明。
それによると、逮捕された生徒は抵抗することなく、警察の事情聴取にも応じているという。
事件は午前9時過ぎに発生。地元テレビ局は「授業中に男子生徒が発砲し、数人が負傷したという情報がある」と速報で報じた。
警察はこの報道後、12歳の生徒3人が負傷したと発表。その後、うち1人の死亡を現場で確認したと訂正した。
他の2人は入院中とのこと。
オルポ(Petteri Orpo)首相はSNSに声明を投稿。亡くなった生徒と遺族に哀悼の意を表した。
報道によると、容疑者が所持していた銃は親族のものとみられ、警察の所持許可を受けていたという。