◎容疑者が所持していた銃は親族のものとみられ、警察の所持許可を受けていた。
2024年4月2日/フィンランド、首都ヘルシンキ郊外、銃撃事件が起きた学校前(AP通信)

フィンランド・ヘルシンキ郊外の学校で2日、発砲事件があり、12歳の男子生徒が死亡、2人が負傷した。

警察によると、12歳の男子生徒が校内に銃を持ち込み、発砲したという。

警察は声明で、「負傷した2人も12歳であり、病院で手当てを受けている」と明らかにした。容体は不明。

それによると、逮捕された生徒は抵抗することなく、警察の事情聴取にも応じているという。

事件は午前9時過ぎに発生。地元テレビ局は「授業中に男子生徒が発砲し、数人が負傷したという情報がある」と速報で報じた。

警察はこの報道後、12歳の生徒3人が負傷したと発表。その後、うち1人の死亡を現場で確認したと訂正した。

他の2人は入院中とのこと。

オルポ(Petteri Orpo)首相はSNSに声明を投稿。亡くなった生徒と遺族に哀悼の意を表した。

報道によると、容疑者が所持していた銃は親族のものとみられ、警察の所持許可を受けていたという。

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