オーストリア首都郊外で発砲、男性死亡、女性重傷、容疑者自殺

事件はウィーンの南方約32キロに位置する町で13日早朝に発生。身元不明の男が男性と女性に向けて発砲したという。

オーストリア・ウィーン郊外で発砲があり、男性2人が死亡、女性1人が重傷を負った。警察が13日、明らかにした。

それによると、事件はウィーンの南方約32キロに位置する町で13日早朝に発生。身元不明の男が男性と女性に向けて発砲したという。

公共放送ORFは地元警察の警部補の話しとして、「容疑者は2人を撃った後、車で逃走し、その後自殺した」と伝えている。

女性はウィーンの病院に搬送され治療を受けているという。

ウィーン警察の殺人課はAP通信の取材に対し、「捜査を進めており、現時点でコメントできることはない」と語った。

ORFによると、3人は知人とみられる。

南部グラーツの高校では先月、この高校を中退した21歳の男が校内で銃を乱射し、生徒9人と教師1人を殺害。容疑者は発砲後、校内のトイレで自殺した。