◎ウクライナで活動する多国籍軍(義勇兵含む)の規模は2万~3万人と推定されている。
ロシアの検察当局がウクライナ軍の傭兵として活動した米国籍の72歳男性に禁固7年を求刑した。国営メディアが5日に報じた。
それによると、被告は外国の傭兵部隊に参加した罪に問われている。
被告は2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後にウクライナ軍と契約を結び、その対価として少なくとも1000ドルを受け取ることになっていた。
被告は訓練を受け、銃器や装備品を受け取り、22年4月にロシア軍に拘束されるまで、傭兵としてウクライナ軍と共に戦ったと伝えられている。
ロシアで外国の傭兵部隊に参加した罪に問われると、禁固15年以下の実刑に処される可能性がある。
首都モスクワの米国大使館はAP通信の取材に対し、「男性が逮捕・起訴されたことを承知しているが、プライバシー保護の観点から、これ以上コメントすることは差し控える」と述べた。
ウクライナで活動する多国籍軍(義勇兵含む)の規模は2万~3万人と推定されている。