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▽ロシアは29日夜から30日未明にかけて、ウクライナに向けて81機のドローンを発射した。
2025年1月30日/ウクライナ、北東部スムイ州政府、ロシアのドローン攻撃を受けた集合住宅(ロイター通信)

ウクライナ北東部スムイ州政府は30日、ロシア軍のドローンが集合住宅を攻撃し、少なくとも4人が死亡、子供を含む9人が負傷したと明らかにした。

ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領もSNSに声明を投稿。北東部スムイ州の集合住宅が攻撃を受けたと述べ、「これは恐ろしい悲劇であり、世界がこのテロに対してロシアへの圧力を止めないことが重要だ」と強調した。

またゼレンスキー氏はロシアの同盟国イランが供与した自爆ドローンが使われたと明らかにした。

ウクライナ軍によると、ロシアは29日夜から30日未明にかけて、ウクライナに向けて81機のドローンを発射したという。

ウクライナ空軍は声明で、「防空部隊がロシアのドローン37機を撃墜し、39機を電子戦で無力化した」と報告した。

スムイ州当局はロシア軍のドローン攻撃により、集合住宅5棟と20台以上の車が被害を受けたとしている。

ウクライナ保安庁は30日、バルト海のウスチルガ港を経由する石油輸出ルートの一部であるロシアの石油ポンプ場にドローン攻撃を行ったと明らかにした。

ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は開戦からまもなく半年を迎える。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられるが、戦況はほとんど明らかになっていない。

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