▽ウクライナ空軍によると、ロシア軍は1月31日夜から2月1日朝にかけて、123機のドローンと40発以上のミサイルを発射したという。
ロシア軍が1日、ウクライナ各地を空爆し、少なくとも12人が死亡、数十の建物とエネルギーインフラが被害を受けた。
ウクライナ政府によると、中部ポルタワの集合住宅にミサイルが着弾し8人が死亡、子供を含む17人が負傷したという。
テレグラムで共有された動画には最上階の数フロアが破壊され、煙が立ちのぼる住宅が映っていた。消防士と数十人の救助隊が瓦礫の中を捜索し、遺体を収容した。
東部ハルキウ州ではロシア軍のドローン攻撃で1人が死亡、4人が負傷した。さらに、同州郊外では3人の警察官が空爆とみられる爆発で死亡した。
ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はテレグラムに声明を投稿。「昨夜、ロシアはミサイル、ドローン、滑空爆弾など、様々な武器を使って我々の都市を攻撃した」と述べ、6つの地域で被害が出たと明らかにした。
またゼレンスキー氏は防空システムの重要性を強調。同盟国に防空ミサイルの供与を加速するよう促した。
ウクライナ空軍によると、ロシア軍は1月31日夜から2月1日朝にかけて、123機のドローンと40発以上のミサイルを発射したという。
防空部隊は56機のドローンを撃墜、61機を防空システムで無力化したとしている。ミサイルの迎撃には言及していない。