ロシア支援団体のメンバー4人、スパイ容疑で拘束 フランス

2022年にフランスで設立された団体「SOSドンバス」の創設者（女性）を含む4人が拘束された。

フランス当局が親ロシア支援団体のメンバーを拘束し、外国勢力のために情報収集を行ったとして告発した。パリ検察庁が26日、明らかにした。

それによると、2022年にフランスで設立された団体「SOSドンバス」の創設者（女性）を含む4人が拘束されたという。

パリ検察庁は声明で、「対スパイ活動を専門とする情報機関DGSIは、数か月間団体の活動を調査していた」と述べた。

男性3人も拘束され、うち1人はロシア国籍とのこと。

マクロン（Emmanuel Macron）大統領は最近、ロシアの不安定化工作について新たな警告を出していた。

パリ検察庁は拘束された創設者を「アンナ・N」とだけ公表。40歳のロシア生まれと説明した。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、EU諸国はロシアによるハイブリッド攻撃や破壊工作に直面している。