◎今年の第26回SPIEFは6月14~17日に開催される予定。このイベントはロシアの発展をアピールし、欧米の投資を呼び込む機会にもなっていた。
ロシア大統領府はサンクトペテルブルクで開催される国際経済イベント「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)」から非友好国に指定された国のメディアを排除する。国営タス通信が報じた。
SPIEFはロシア版ダボス会議と称され、世界中のジャーナリストや政財界の指導者・関係者が出席する。
タス通信は大統領府のペスコフ(Dmitry Peskov)報道官の話を引用し、「今回、非友好国のメディアはSPIEFに出席しない」と伝えている。
ロシア政府はウクライナ侵攻に関連する制裁を科した国やロシアに批判的な国を非友好国に指定している。
今年の第26回SPIEFは6月14~17日に開催される予定。このイベントはロシアの発展をアピールし、欧米の投資を呼び込む機会にもなっていた。
最も注目を集めるのがプーチン(Vladimir Putin)大統領の演説であり、国際的な報道機関の幹部らと座談会を開くこともあった。
非友好国に指定された国は米国、イギリス、日本、カナダ、EU加盟国、オーストラリアなど数十国にのぼる。