◎欧米のSNSユーザーたちはロシア当局がゼレンスキー氏をリストに加えたことについて、「1000年前から知ってた」「賞金首ランキングで1位になったらプーチンからトロフィー貰えますか?」などと皮肉っている。
ロシア当局がウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領を指名手配リストに追加した。国営メディアが4日に報じた。
それによると、ゼレンスキー氏と前任のポロシェンコ(Petro Poroshenko)前大統領の名前が内務省のデータベースに掲載されていたという。
ウクライナ軍の総司令官を含む幹部もリスト入りしている。
指名手配の理由を明らかになっていない。
一部の独立系メディアはゼレンスキー氏とポロシェンコ氏が少なくとも2月下旬時点でリスト入りしていたと伝えている。
ウクライナ外務省は4日付けの声明で、「ゼレンスキー大統領が指名手配されているという報道を認識しており、特に興味がない」と一蹴した。
ロシアのブラックリストにはNATOの高官や議員なども名を連ねている。
その中の1人であるエストニアのカラス(Kaja Kallas)首相は旧ソ連時代に設置された記念碑の撤去を推進したとして、今年2月にリスト入りした。
欧米のSNSユーザーたちはロシア当局がゼレンスキー氏をリストに加えたことについて、「1000年前から知ってた」「賞金首ランキングで1位になったらプーチンからトロフィー貰えますか?」などと皮肉っている。
国際刑事裁判所は戦争犯罪の容疑でプーチン(Vladimir Putin)大統領の逮捕状を出している。