▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は戦闘開始からまもなく半年を迎える。
ウクライナ当局は19日、ロシア軍による18日の首都キーウへのミサイル攻撃により3人が死亡、3人が負傷したと明らかにした。犠牲者は43歳と25歳の男性と41歳の女性。
南部ザポリージャ州でもロシア軍の攻撃により1人が死亡、11人が負傷。同州のウクライナ知事はロシア軍が19日未明に攻撃を仕掛けてきたと非難した。
南部へルソン州のウクライナが管理する地域でもロシア軍の迫撃砲により2人が死亡した。
ウクライナ空軍は19日、地上発射型ミサイル「イスカンデル」2発とドローン24機を撃墜したと明らかにした。
ロシア国防省は19日、自軍が東部ドネツク州で前進し、2つの集落を占領したと発表。ウクライナはコメントを出していない。
ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は戦闘開始からまもなく半年を迎える。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられるが、戦況はほとんど明らかになっていない。
ウクライナ軍は19日、自軍のドローン部隊が18日早朝にロシア・トゥーラの石油貯蔵施設を攻撃したと発表した。
それによると、ドローン部隊はカルーガ州の工業地帯にも攻撃を仕掛け、複数カ所で火災が発生したという。