◎ロシア軍は今週、ウクライナの貿易拠点である南部オデーサ州を執拗に空爆。多くの死傷者を出した。
ロシア軍が東部ドネツク州のウクライナ支配地域を攻撃し、少なくとも2人が死亡した。ウクライナ当局が13日、明らかにした。
ロシア軍は今週、ウクライナの貿易拠点である南部オデーサ州を執拗に空爆。多くの死傷者を出した。
ロシア西部ベルゴロド州政府は13日、ウクライナ国境近くの集落がウ軍のドローン攻撃を受け、1人が死亡したと発表した。
ロシア国防省によると、防空部隊がウクライナと国境を接する3地域に飛来したウ軍のドローン13機を撃墜したという。ベルゴロド州とクルスク州でそれぞれ6機、ブリャンスク州に1機が飛来した。
ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は69日目に入った。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられるが、戦況はほとんど明らかになっていない。
ウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領は13日、「ロシア軍はクルスク州のウクライナ陣地を取り戻そうとしているが、自軍は陣地を守っている」と明らかにした。
またゼレンスキー氏は東部ドネツク州と南部ザポリージャ州の戦況を「非常に困難」と強調。同盟国に支援を急ぐよう求めた。
ウクライナ軍参謀本部は13日、ロシアの占領下にある東部ルガンスク州の燃料貯蔵所を前日に攻撃し、大きな戦果を挙げたと報告。この施設はロシア軍のために石油と石油製品を貯蔵していたという。