ロシア軍がウクライナ首都を空爆、3人死亡、29人負傷
ロシアによるキーウへの空爆は2日連続。集合住宅を含む複数の建物に自爆ドローン本体やその残骸が当たった。
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ウクライナ当局は26日、首都キーウに対するロシア軍のドローン攻撃により、民間人3人が死亡、少なくとも29人が負傷したと明らかにした。
ロシアによるキーウへの空爆は2日連続。集合住宅を含む複数の建物に自爆ドローン本体やその残骸が当たった。
キーウ当局によると、この攻撃で子供を含む3人が死亡、29人が病院に搬送されたという。29人のうち7人は子供で、亡くなった3人のうち2人は19歳の女性とその母親であった。
キーウ市内の2つの集合住宅で火災が発生し、消防が出動した。
ウクライナ空軍はロシアが発射したドローン101機のうち90機を撃墜または電子戦で無力化したと報告。5機の自爆ドローンが4カ所に命中し、ドローンの残骸が別の5カ所に落下して被害が出たとのこと。
キーウに対する25日のいミサイル・ドローン攻撃では民間人少なくとも4人が死亡、数十人が負傷。ゼゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はロシアによる空爆が続いているとして、同盟国に対し、防空システムと長距離兵器の供与を改めて呼びかけた。
中部ドニプロペトロウシク州政府も26日、ロシア軍の攻撃で2人が死亡、7人が負傷したと報告。アパートや民家が被害を受けたという。
ロシア国防省は26日、防空部隊が領内に飛来したウクライナのドローン121機を撃墜したと発表した。
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