◎首都キーウを含む14地域にロシア軍のドローンとミサイルが飛来し、防空部隊がドローン87機のうち56機とミサイル2発を撃墜した。
ウクライナ、東部ドネツク州、攻撃用ドローンを放つウクライナ兵(Getty Images)

ウクライナ当局は6日、ロシア軍のイラン製自爆ドローンとミサイル攻撃により、少なくとも1人が死亡したと明らかにした。

ウクライナ空軍によると、首都キーウを含む14地域にロシア軍のドローンとミサイルが飛来し、防空部隊がドローン87機のうち56機とミサイル2発を撃墜したという。

残りのドローンのうち25機は妨害電波により墜落したとみられる。

東部ハルキウ州では49歳男性が運転する車にドローンが激突、この男性が死亡した。

南部オデーサ州ではドローンの破片がガスパイプラインに当たり破損、近くの倉庫が全焼した。

ゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領は6日、全国各地で任務に当たる軍兵士やその他多くの関係者に敬意を表した。

またゼレンスキー氏は自身が策定した「勝利計画」に基づき、西側同盟国に長距離兵器によるロシア領内への攻撃が必要であると訴え続けると述べた。

ゼレンスキー氏は10月12日に独ラムシュタイン空軍基地で行われる会議で勝利計画の詳細を公表するとしている。

一方、ロシア国防省は6日、ウクライナのドローン4機を西部クルスク州、ボロネジ州、ベルゴロド州上空で撃墜したと明らかにした。

ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃62日目に入った。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられるが、戦況はほとんど明らかになっていない。

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