▽3軍政は10年以上にわたってアルカイダやイスラム国(ISIS)系組織と戦ってきた。
とマリ、ブルキナ、ニジェールの外相(AP通信).jpg)
ロシアが3日、アフリカ西部のマリ、ブルキナファソ、ニジェールの外相を首都モスクワに招き、サヘル地域の紛争などについて協議した。
ラブロフ(Sergey Lavrov)外相は3軍政の外相と会談。サヘル諸国連合(AES)への武器供与を強化し、部隊に訓練を提供することを約束した。
3軍政は10年以上にわたってアルカイダやイスラム国(ISIS)系組織と戦ってきた。
3軍政は旧宗主国フランスとの関係を断ち、ロシアに接近。紆余曲折の末、AESを形成し、今年1月末に西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)から正式に脱退した。
ラブロフ氏は記者会見で、「ロシアは3カ国の軍・治安部隊の強化を支援する用意がある」と語った。
またラブロフ氏はウクライナがこの地域を不安定化させていると非難し、何の証拠も示さずに、「西側が見て見ぬふりをしている間に、ウクライナはサヘル地域のテロリストグループを公然と支援している」と主張した。
マリの外相もラブロフ氏の発言に同調し、「マリはウクライナをテロ国家と見なしている」と述べた。
マリ軍政は昨年、ウクライナとの国交を断絶。7月にマリ北部で発生した武装勢力による攻撃をウクライナが支援したと主張している。
ウクライナの情報機関は当時、マリの武装勢力が攻撃を開始するという情報を入手し、その旨をマリ外務省に伝えたと明らかにしていた。
ウクライナ外務省は「マリがこの情報を信じず、調査もせず、一方的に国交を断絶した」と非難していた。
マリ軍政はロシアの民間軍事会社ワグネルと契約を結び、民間人を巻き込みながらイスラム過激派を掃討している。
しかし、サヘル地域の過激派によるテロ攻撃は一向に収まらず、勢いを増しているように見える。
フランスと米国は3カ国から部隊を完全撤退させている。