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▽国営RIAノーボスチによると、外務省は2人の資格はく奪を決め、2週間以内に出国するよう命じたという。
ロシア、首都モスクワの在イギリス大使館(Getty Images)

ロシア政府は10日、スパイ疑惑で在ロシア・イギリス大使館の外交官2人に国外退去を命じたと発表した。

国営タス通信は連邦保安庁(FSB)の声明を引用し、「2人の外交官は入国許可を求める際に虚偽の個人情報を提供し、ロシアの安全保障を脅かす諜報活動や破壊活動に従事した疑いがある」と伝えている。それ以上の詳細は明らかになっていない。

国営RIAノーボスチによると、外務省は2人の資格はく奪を決め、2週間以内に出国するよう命じたという。

外務省は声明で、「駐イギリス大使を召喚し、ロシア領内での未申告の諜報活動を容認しないと伝えた」と述べている。

イギリス当局は声明を出していない。

FSBは昨年、7人のイギリス外交官をスパイ容疑で告発。9月に6人、11月に1人が追放された。イギリスは当時、この決定を非難していた。

イギリスは先月、24年11月の追放に対抗してロシア外交官を追放した。

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