◎ロシア空軍はミグ29とミグ31をスクランブル発進させた。
旧ソ連製戦闘機ミグ29(Misha Japaridze/AP通信)

ロシア国防省は21日、北部沖のバレンツ海上空で米軍の爆撃機2機が国境を越えるのを阻止したと主張した。

同省はテレグラムに声明を投稿。「戦闘機をスクランブル発進させ、バレンツ海上空で米空軍のB52H戦略爆撃機のペアを確認した」と書き込んだ。

それによると、ロシア空軍はミグ29とミグ31をスクランブル発進させたという。

同省は「ミグが接近すると、米空軍の爆撃機は飛行ルートを調整し、国境に背を向けた」と述べた。

また同省は「ミグは中立海域の空域使用に関する国際ルールに従って飛行した」と付け加えた。

米国防総省はロシアの主張に関するコメントを出していない。

ロシアは以前にもウクライナ戦争をめぐる緊張が高まった時期に、NATO加盟国が国境近くを飛行していた際、戦闘機をスクランブル発進させている。

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