◎ウクライナとロシアはそれぞれ100機以上のドローンを発射、互いの拠点を攻撃し合った。
2024年10月3日/ウクライナ、東部ハルキウ州、ロシア軍の滑空爆弾が着弾したアパート(AP通信)

ウクライナ東部ハルキウ州政府は3日、ロシアの滑空爆弾が前日夜にハルキウ市内の5階建てアパートに着弾し、3歳の少女を含む少なくとも12人が負傷したと明らかにした。

ウクライナとロシアはそれぞれ100機以上のドローンを発射、互いの拠点を攻撃し合った。

ウクライナ空軍は3日、ロシア軍が発射したドローン105機のうち78機を撃墜したと発表。ロシア国防省は同日、4つの地域に飛来したウクライナ軍のドローン113機を迎撃したと発表した。

ウクライナ空軍は15地域がドローンの標的になったと報告している。

ウクライナ軍参謀本部は3日早朝の声明で、「空軍の空挺部隊、対空ミサイル部隊、電子戦部隊、地上部隊がロシアのドローンや滑空爆弾による集中砲火を阻止した」と述べた。

現地メディアによると、首都キーウ州周辺にもドローンが飛来したという。負傷者が出たかどうかは不明である。

ロシア国防省はウクライナ軍のドローン攻撃を阻止したと報告している。

ハルキウ州と国境を接するロシア・ベルゴロド州には少なくとも73機のウ軍ドローンが飛来。国防省はすべて撃墜したと主張している。

ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は59日目に入った。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられるが、戦況はほとんど明らかになっていない。

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