◎子供たちの学費は年間5万ポンド(約830万円)を超える。
英王室のウィリアム王子(Prince William)夫妻の子供たちがまもなく新しい学校で新学期を迎える。
報道によると、一家はロンドン西部アスコットの学校を7日に見学したという。新学期は8日から始まる。
王室は授業初日に先立ち、ジョージ王子(Prince George)、シャーロット王女(Princess Charlotte)、ルイ王子(Prince Louis)が新学期開始前に行われた新入生歓迎イベントに出席した際の写真を公開した。
ウィリアム王子とキャサリン妃(Catherine Duchess of Cambridge)はロンドン中心部にある旧居のケンジントン宮殿から約48km離れたウィンザーに引っ越し、アウトドア系の緑豊かな学校に子供たちを送り込むことを決めた。
報道によると、子供たちの学費は年間5万ポンド(約830万円)を超えるという。
一家は現在、ウィンザー城に近い歴史的な邸宅アデレードコテージに拠点を置いている。
ここはコロナの流行が始まって以来、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)がほとんどの時間を過ごしている場所である。女王は夫妻にコテージの利用を許可した。
一方、歴史的なインフレとエネルギー危機から国民を守ると宣言したトラス(Liz Truss)新首相は7日、庶民院(下院)で野党と激しく罵りあった。
イングランドの家庭のエネルギー料金(電気、ガス、水道)は来月から平均80%上昇する。慈善団体はこの冬、3世帯に1世帯が料金の支払いにひどく苦労し、数百万人が暖房費を捻出できない可能性があると警告している。
イングランド銀行(BOE)は10月のインフレ率が42年ぶりの高水準となる13.3%に達すると予想。不況に陥る可能性が高いとした。