◎ルーマニア政府はウクライナ侵攻を受け、駐ロシア外交官数人を国外追放している。
ルーマニア外務省は8日、ロシア政府に対し、首都ブカレストの大使館職員を51人に削減するよう通告した。
同省は声明で、「在ロシア大使館の規模をモスクワのルーマニア大使館に合わせる必要がある」と述べている。
それによると、在ロシア大使館の外交業務を行っている11人と技術・事務職の29人の計40人が国外退去の対象となる。
同省は声明の中で「在ロシア大使館はこの決定に従う必要があり、30日間の猶予を与える」としている。従わない場合はこの40人をペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)に指定することになる。
同省はこの決定について、「現在の二国間関係を反映するもの」と説明している。
ロシア外務省の報道官は8日、ルーマニア政府を批判し、「相応の対応を取る」と述べた。
ルーマニア政府はウクライナ侵攻を受け、駐ロシア外交官数人を国外追放している。