◎第1回投票で50%以上の得票を得た候補がいない場合、上位2人が12月8日の決選投票に進む。
ルーマニアで24日、大統領選が行われた。
地元メディアの出口調査によると、過半数の50%を獲得する候補はいない見通し。
複数のメディアが社会民主党のチョラク(Marcel Ciolacu)首相が優勢と報じている。
ルーマニア人統一同盟(AUR)の右派、シミオン(George Simion)候補は決選投票に進めそうにない。
中道右派のラスコニ(Elena Lasconi)氏が出口調査で2位となっている。
出口調査におけるチョラク氏の得票率は23~25%。ラスコニ氏は声明で、「非常に厳しい選挙戦であった」と述べ、支持者に対し、結果が確定する25日まで祝うのを待つよう呼びかけた。
シミオン氏は親ロシア派の候補に次ぐ4位となっている。
ヨハニス(Klaus Iohannis)大統領はウクライナへの支援を誓い、EUおよびNATOの同盟国と連携して対ロシア制裁を科してきた。
第1回投票で50%以上の得票を得た候補がいない場合、上位2人が12月8日の決選投票に進む。