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▽4人を乗せたM88ハーキュリーズ装甲回収車は沼地に突っ込み、水没した。
2025年3月30日/リトアニア、南東部パブラデ郊外、米陸軍の兵士4人を探す捜索隊(U.S. Army/ABCニュース)

リトアニアの合同軍事演習中に行方不明になった米陸軍の兵士4人の死亡が確認された。陸軍が1日、明らかにした。

4人を乗せたM88ハーキュリーズ装甲回収車は沼地に突っ込み、水没した。

現場は南東部パブラデ郊外にある軍演習場の敷地内。4人は3月25日に行方不明になり、兵士たちが捜索した結果、沼地に突っ込んだことが明らかになった。

陸軍は声明で、最後の1人の遺体を1日に収容したと明らかにした。3人の遺体は3月31日に収容されていた。

それによると、米陸軍、米海軍、リトアニア軍、ポーランド軍、エストニア軍、リトアニア政府および関係機関の救助隊員数百人が救助活動に参加したという。

4人は全員、ジョージア州フォートスチュワートの第3歩兵師団第1機甲旅団所属。身元は公表されていない。

陸軍によると、4人は3月25日、M88ハーキュリーズ装甲回収車で移動中に行方不明になり、翌日、深さ約5メートルの沼地に突っ込んだことが明らかになった。

現場の地盤は軟弱で、70トンほどあるM88を引き上げられるような大型重機を搬入することは難しく、泥を全てかき出す方向で作業を進めていた。

陸軍によると、6日間にわたる作業の末、M88は3月31日早朝に回収されたという。

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