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▽議会の多数派である与党フィデス・ハンガリー市民同盟は先週、この法案をあっという間に可決した。
2025年3月25日/ハンガリー、首都ブダペスト、政府与党の反LGBTQ法に抗議するデモ(AP通信)

ハンガリーの首都ブダペストで25日、LGBTQ+(性的少数者)コミュニティに対する弾圧を強化する法律に抗議するデモが行われ、数千人が参加した。

議会の多数派である与党フィデス・ハンガリー市民同盟は先週、この法案をあっという間に可決した。

この反LGBTQ法は18歳未満の未成年者に対する同性愛の「描写や宣伝」を禁止し、争点となっている児童保護法に違反するイベントの開催や参加を犯罪とする。

プライドパレードを含むLGBTQ関連のイベントに参加した場合、最高20万フォリント(約8万2000円)の罰金が科される。

デモ隊は市中心部の交差点でオルバン(Viktor Orbán)首相を非難。一部の参加者が発炎筒に火をつけて警察に投げつけた。

デモに参加した女性はAP通信の取材に対し、「新しい法律は民主主義を破壊する政府与党の取り組みのひとつである」と語った。

与党は4月に憲法改正案を採択し、LGBTQ+の公的イベントの禁止を成文化する予定だ。

オルバン氏はこの取り組みを「性的プロパガンダから子供たちを守る闘い」と呼んでいる。

人権団体はこの政策で性的少数者の立場が危うくなり、暴力や嫌がらせ、ヘイトスピーチを助長すると批判している。

オルバン氏は自らを「伝統的な家族の擁護者」と評し、ハンガリーを「ジェンダーの狂気」から守ると主張してきた。

オルバン政権が起草した児童保護法は2021年に成立。テレビ、映画、広告、文学など、未成年者が入手可能なコンテンツにおける同性愛の描写や宣伝を禁止したほか、学校教育プログラムにおけるLGBTQ問題への言及を禁止し、さらに出生時の性別から逸脱した性別(トランスジェンダー)を公に描写することも禁じている。

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