カーテンコールでパレスチナ国旗掲げる、英ロンドンのオペラハウス
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲のオペラ「イル・トロヴァトーレ」の最終公演後、男性キャストがカーテンコール中にパレスチナの国旗を掲げた。
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イギリス・ロンドンのロイヤル・オペラハウスでの公演終了後、出演者の1人がパレスチナの国旗を掲げ、小競り合いを引き起こした。現地メディアが20日に報じた。
それによると、トラブルは19日夜に発生。ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi)作曲のオペラ「イル・トロヴァトーレ」の最終公演後、男性キャストがカーテンコール中にパレスチナの国旗を掲げた。
数分後、舞台裏から誰かが国旗を奪おうとしたが、男性は国旗を力強く握りしめ、元の位置に戻った。
ロイヤル・オペラハウスは20日の声明で、「カーテンコールへの国旗の持ち込みを許可しておらず、不適切な行為であった」と述べた。
AP通信によると、ロイヤル・オペラハウスは「この男性を処罰するのか」という質問に答えなかったという。
イル・トロヴァトーレはヴェルディが作曲した全4幕からなるオペラ。1853年にローマで初演された。
ロンドン警視庁は19日、ロンドンの議会議事堂前で反イスラエル活動を展開する団体「パレスチナ・アクション」を支持する集会に参加したとして、55人を逮捕したと明らかにした。