◎この大学に通う24歳の学生が校内で銃を乱射し、遺体となって発見された。
チェコ・首都プラハのカレル大学で男が銃を乱射し、少なくとも15人が死亡、25人が負傷した。警察当局が21日、明らかにした。
それによると、この大学に通う24歳の学生が校内で銃を乱射し、遺体となって発見されたという。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「この学生は成績優秀で、銃器と大量の弾薬を所持していた」と伝えている。
警察は容疑者の死因と身元を明らかにしていない。
報道によると、容疑者の自宅では父親とみられる男性の遺体が見つかったという。警察は現場を封鎖し、この事件との関連を調べている。
内務省の報道官は声明で、「容疑者は現場から500メートルほど離れた建物で23日午後の講義に出席する予定だった」と明らかにした。
また報道官は「現時点でテロの証拠や兆候は確認されていない」と述べた。
容疑者は複数の銃器と弾薬を所持していたとされる。
SNSで共有された動画にはカレル大学の門から逃げ出す人々の姿が映っていた。地元テレビ局の取材に応じた女性は「銃声が聞こえ、その後、多くの学生が逃げろ、殺さるぞと叫びながら逃げ始めたので、外に向かって走った」と語った。