◎事件は12月21日に発生。24歳の男子学生が銃を乱射し、14人が死亡、25人が負傷した。容疑者は自殺した。
チェコの首都プラハで4日、カレル大学銃乱射事件の犠牲者を追悼する集会が開かれ、数千人が市内を行進した。
学生らは大学本部前に設けられた追悼碑から旧市街に向けて行進。その後、事件が起きた本館近くの広場に向かった。
事件は12月21日に発生。24歳の男子学生が銃を乱射し、14人が死亡、25人が負傷した。容疑者は自殺した。
近くの教会の鐘が14分間鳴り響く中、学生たちは建物の周りに人間の鎖を作り、広場に火を灯した。
大学当局は警察や文部省と協力し、警備を改善するための計画や対策を練っている。
容疑者はチェコ人で芸術学部の学生だった。
捜査当局によると、容疑者がイスラム過激派などを支持していた痕跡は確認できておらず、特定の団体が関与したという証拠もない。警察は容疑者が単独で事件を起こしたとみている。