◎イタリア政府は毎週日曜日を医療従事者に敬意を表する日としている。
2月20日、フランシスコ教皇はコロナウイルス患者の治療や支援にあたっているすべての医療従事者を英雄と称え、サンピエトロ広場に集まった人々と共に拍手と感謝を送った。
教皇は説教の中でボランティアを含むすべての医療従事者を英雄と呼び、「彼らはコロナや様々な病で苦しんでいる患者に毎日奉仕している」と述べた。
イタリア政府は毎週日曜日を医療従事者に敬意を表する日としている。
イタリアの全国医師専門家協会によると、これまでに国内の医師370人がコロナに感染し死亡したという。
教皇は、「病人に寄り添い、治療し、元気にさせ、助ける多くの医師、看護師、ボランティアに感謝しなければならない」と述べ、何度も手を叩いた。
また教皇は「1人で生きていける人はいない」と強調した。「私たちは多かれ少なかれ、誰かに支えられて生きています。病人には助けてくれる人、治療してくれる人、奉仕してくれる人が必要です」
教皇は医療従事者が英雄であることがコロナ禍でより明白になったと述べ、「ヒロイズム(英雄的行為を愛し、崇拝すること)は残っている」と称賛した。「私たちの医師、看護師、すべてのボランティアに拍手と大きな感謝を送ってください...」