ブリュッセルで反政府デモ、一部が暴徒化し警察と衝突
暴徒は警察に向けて火炎瓶や発煙弾を投げつけ、警察は放水砲と催涙ガスで応戦。暴徒を打ち払った。
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ベルギー・ブリュッセルで14日、政府与党の緊縮財政に抗議するデモが行われ、数万人が参加した。
現地メディアによると、その一部が暴徒化し、警察と衝突したという。
暴徒は警察に向けて火炎瓶や発煙弾を投げつけ、警察は放水砲と催涙ガスで応戦。暴徒を打ち払った。
参加者はデウェーフェル(Bart De Wever)首相の社会福祉プログラム削減に反対するスローガンを唱えながら市内を行進した。
3大労働組合がデモを主催。国の経済的課題を克服するために支出の削減を公約していたデウェーフェル氏が提案した年金および医療費の削減に反対する抗議行動と全国ストライキを組織した。
主催者側は15万人以上が参加したと発表。警察は約8万人と報告している。
財務省は同国の財政赤字が2030年までにGDP比6.5%に拡大すると予測している。
デウェーフェル氏は2月に就任した。