◎ポーランド東部プシェボドゥフでは昨年11月、ロシア製ミサイル1発が集落に着弾し、民間人2人が犠牲になった。
ポーランド国防省は6日、首都ワルシャワの空港に昨年購入した迎撃ミサイルシステム「パトリオット」を配備した。
AP通信によると、これは軍事演習のひとつで、ワルシャワのベモワ空港にはパトリオットミサイルを発射する砲台が少なくとも3基設置されたという。
ポーランド政府は隣国ウクライナの戦争がまもなく2年目を迎えるにあたり、防衛力強化措置を取っている。
国防省報道官は5日、「ワルシャワの防空チームの訓練に先立ち、中部の基地からワルシャワにパトリオットを送る」とツイートした。
このパトリオットはポーランドが米国および韓国と結んだ数十億ドル規模の契約の一部である。ポーランドは米国だけでなく韓国からも契約の一環として、パトリオットを受け取っている。
さらにポーランドはウクライナ国境の警備を強化するために、独軍のパトリオットを東部地域に配備している。
ポーランド東部プシェボドゥフでは昨年11月、ロシア製ミサイル1発が集落に着弾し、民間人2人が犠牲になった。